歯周病科

歯周病とは

歯周病とは、細菌により炎症が起こり歯周組織(歯ぐき・顎の骨など)が壊されるため歯を支えることができなくなります。歯茎が腫れ、歯がぐらぐらして、咬むと痛くなり、最後は抜け落ちることがあります。

歯周病の原因

歯周病の原因は、歯に付着した歯垢(プラーク)の中の細菌です。しかし、原因はそれだけではなく、ビタミン不足・疲労・ストレス・ホルモンバランスの乱れ・歯にかかる過大の力・タバコ・糖尿病など、身体の状態によっても左右されるのです。

歯周病を悪化させる要因

  1. ビタミン不足
  2. 歯ぎしり
  3. ストレス
  4. 疲労
  5. 喫煙
  6. 口で呼吸する
  7. 糖尿病
  8. ホルモンの乱れ

歯周病は一日にしてならず

歯周病の特徴は、初期には痛みなどの自覚症状がほとんどない点だ。
知らない間に悪化して気がつけばかなり進行していることが珍しくない。

歯周病は次の4段階で進んでいく

1初期歯肉炎 歯ぐきだけが炎症を起こす段階だが、歯ぐきが腫れて赤く充血したり、時には出血することもある。
2初期歯周炎 歯ぐきの炎症が進んだ段階。歯と歯ぐきの境目が広がり、浅い「歯周ポケット」ができる。歯槽骨の破壊も始まる。
3中期歯周炎 歯を支えている歯槽骨の破壊が進み、歯がぐらつき出して硬いものが咬みにくくなる。
歯ぐきはブヨブヨとして、ウミが出て口臭もひどくなる。
4後期歯周炎 歯槽骨がほとんどなくなり、歯の根が露出する。歯は著しくぐらついて、最後には抜け落ちてしまう。進行すると外科手術が必要になる。ただし、歯周病の手術が成功しても、口腔衛生をおこたると再発して数ヵ月後には元の状態に戻ってしまうこともよくある。

歯周病を防ぐポイント

(1)定期的に検診を受け、歯石をとってもらう
(2)バランスのとれた食事をとり、糖分は控える
(3)よく噛んでたべる、1口30回以上
(4)食べたらすぐ歯磨きを!
(5)歯みがきができない時は、うがいだけでもする
(6)歯ぎしりは早めに治す。(ストレスをためないこと)
(7)歯ぐきの血行をよくするためにマッサージなどをする

歯周病の治療

初期歯肉炎の段階で適切な治療を受ければ、歯周炎になることを防ぎ、治療も比較的簡単です。
治療の内容は歯の面についたプラークや歯石をすべて取り除く必要があります。また、症状に応じて歯の咬み合わせの調整や歯の揺れを止めるために歯を連結することもあります。進行したケースでは小さな手術が必要となることもあります。治療回数や日数は病気の状態や程度によって異なりますので詳しくは担当の先生に聞いてください。治療後、効果の判定を行なったのちに健康な状態ができていれば定期的に歯周病の管理を行なって再発の防止につとめます。しかしながら、口の中からバイ菌をなくすることは不可能ですから、歯周病が再発する危険性は十分あることを理解しておいてください。